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リレーエッセイ(1)

2010年10月08日(金)

神奈川・横浜の夜間中学を考える会。

どの集団においてもいえることですが、「会」を構成する「個人」はなんらかの「思い」で繋がる部分があるからこそ集うのであって、当然まったく同じ道を歩んできたわけでも、まったく同じ思考をもつわけでもありません。
それぞれいろいろな経験を経て、いろいろな思いを抱いて、夜間中学と出会い、関わってきています。
会員がなぜ、夜間中学と関わりはじめたのか、どのような思いを抱きながら夜間中学と関わってきたのかをリレー方式で綴っていきます。

第一回は会長、Y・Sさん。
出身中学校に夜間学級があったことを知り、以後学習支援ボランティアとしてその夜間中学と関わっています。

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「この夏、思ったこと」(Y・S)

この夏の暑かったこと、私の知る限り、最高の夏だった。
この暑さの中で、いろいろなことがあった。
「現代の怪談」といったらいいのだろうか。100歳以上の所在不明者多さに、家族関係の変容と大変さを考えさせられた。いったい、日本の家族はどうなってしまったのだろうか。
この夏は、わが夫の七回忌でもあった。6年前の8月2日にすい臓ガンで他界した。
私は看病する日々の生活で感じた家族としての「つらさ」(何ともいえない感情)を忘れるために、色々と考えた。
そして決意した。
ひとつは、夜間中学のボランティアに力を入れること。もうひとつは、夫の遺した三階ゼミナールを復活させること。
というわけで、それ以来、夜間中学にはいっそう力を入れて、毎日行くことにした。
夜の鶴見中学校の教室で、毎日、生徒の皆さんと一緒に机をならべ、授業にとけこみ、一緒に考え、笑い、悩むことで、心の中に新たに力が生まれ、いきいきした感情がもどってくるのを感じた。ほんとうに、鶴中の皆さんには、感謝の気持ちでいっぱいである。
あの日から6年目、そして夜間中学のボランティアを始めてから15年目。今春はおどろくような“良いこと”があった。教科書の無償配布である。
つくづくと、「継続は力なり」という言葉をかみしめている。
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※教科書無償配布に関してはこちらをご参照ください
横浜の夜間学級、担当教諭は「生徒の数だけクラスがあるようなもの」(2010.5.7、神奈川新聞)
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1005090011/
義務教育課程において、通常、教科書は無償で配布される。
横浜の夜間中学では今春までそれがなされておらず、現場の教員やボランティアが教科書を自費で購入、生徒に貸与する形をとっていた。
(T・O)
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