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「横浜型夜間学級」は、充実した教育内容を提供できるのか?

2013年09月25日(水)

 私たちは、これまで、横浜市の夜間中学の教育環境、教育内容が非常に劣悪である
ことを改善してもらおうと、教育委員会に対して、さまざまな働きかけをしてきました。

 2011年12月に私たちが提出した5項目の要望書の1つ目の項目は、「年間の授業
日数を昼間部なみに増やすこと」でした。

 横浜の夜間中学は、昼間の先生が兼務して教えているために、昼間の学校が、文化祭、
期末試験などで忙しくなると、夜間学級がお休みになってしまうのです。そのため、
英語や数学などの科目でも、授業を1週間に1回確保することが難しく、条件の悪い学校
では、2週間に1回などということがありました。

 横浜市教育委員会が、9月17日の横浜市会こども青少年・教育委員会に提出した
横浜市立夜間学級について」には、この、中学校の課程として十分な教育内容を
提供できていないことは、現状の課題として挙げられていません。

 現状の主な課題(1)にある、『・専任の教諭がおらず、昼間の教諭が夜間学級の
仕事を兼務しているため、生徒の現状に応じた指導内容・方法等の改善が図りづらい。』
の後半部分が、具体的にどのようなことを意味しているのかはよくわかりませんが、
教育内容が中学校の課程として十分でない、ということとは違うように見えます。

 現状の主な課題(2)は、『義務教育の学習機会を提供するという夜間学級の目的は
変わっていないが、外国籍の生徒が多いため、学習言語となる日本語の理解が十分では
なく、学習に対する習熟度にも格差が生じやすい。』というものです。

 外国につながる生徒たちの中には、『学習言語となる日本語の理解が十分ではな』い
生徒が多いことは事実で、毎日1時限は日本語の学習にあてている学校も多く、一般
教科の授業時間が少ない理由の一部は、この、日本語理解の問題ですが、学習の習熟度が
十分でない生徒が出てくる理由が、そのためだけであるかのように言うことは、乱暴だと
言わざるをえません。


 では、「横浜市立夜間学級について」は、専任教諭がいないために、中学校の課程と
して十分な教育内容を提供できない、という本当の課題に対して、どのような対策を
用意しているでしょうか。

 4.「夜間学級課題検討プロジェクト」検討結果より には、
『 … 現在の5校(学級)を1校に再編・統合し、新たな「横浜型夜間学級」を構築
する … (1)学習指導・保健指導等の充実 ・学習指導の充実を図るために、
専任教諭および教科担当の非常勤教師を配置する。』とあります。

「横浜型夜間学級」に、専任教諭は何名配置されるのでしょうか。

 私たちは、市会の翌日9月18日に教育委員会を訪れて話を聞きました。そのときの
説明では、専任教員は1名だと考えているようでした。もし8名を超えたら、専任教員を
2名確保できるかも、といった言い方もしていました。

   ※この説明からは、「横浜型夜間学級」が、相変わらず、8名1クラスの複式学級を
前提に考えられているらしいことがわかります。生徒数が8人以下であれば、生徒
全員が、    学年にかかわらず、同じ授業を受けることになります。学習に
対する習熟度に格差が生じやすい一因は、この3学年1複式学級という学習指導の
体制だと考えられますが、1校に統合して生徒数を増やすと言いながら、生徒数が
増えても、複式学級を続けるのでしょうか。(複式学級ついては、前回の記事
ご参照ください。)

 ちなみに、お隣の川崎市の西中原中学校夜間学級では、生徒数21名に対し、6名の
専任教諭が配置されています。もちろん、各学年ごとの3学級です。

 ところで気になるのが、『学習指導・保健指導の充実』とあることです。

 9月17日の市会でも、議員から「保健指導とは?」との質問が出ました。教育委員会は
「養護教諭の配置です。」と答弁しています。(市会の中継録画はこちらから
ご覧になれます。)

 以上から考えると、「横浜型夜間学級」は、生徒数が8名以下ならば、専任の養護
教諭が担任する複式学級で、非常勤講師が教科を担当する、という形になるという
ことでしょうか。
その場合、現状に比して、どれだけ学習指導が充実するのでしょうか。

 ”非常勤講師”が、設置校の昼間の先生であるなら、「横浜型夜間学級」の提供
する教育環境は、教科学習については、現状とほとんど変わらないことになります。
これでは、どれほどの教育内容の改善が望めるのか、非常に心もとないものです。

 「横浜型夜間学級」では、改善された日本語教育を提供するようです。しかし、
その内容は、『日本語教室の講師等を有効活用する方向で調整を行い』
(5.今後の方針(案)より)と、まだ、どのようなものになるか、不透明です。
神奈川新聞の9月18日の記事によると、横浜商業高校(Y高)の日本語教室との
連携を想定しているそうです。)
 

  
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